鏡五郎の息子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:27 UTC 版)
1988年に『鴻上尚史のオールナイトニッポン』で、当時のいわゆる「二世ブーム」のパロディとして「Jr.からの手紙」というネタコーナーが放送されていた際、パーソナリティの鴻上尚史が「売れない演歌歌手のJr.」からのハガキを(半分冗談で)募集したところ、当時中学生だった息子・孝真が反応してハガキを投稿、以後、孝真は番組に定期的に電話出演するなど、同コーナーの名物的な存在となった。 この結果、孝真は翌1989年に「鏡五郎の息子」の芸名でキングレコードからCDデビューを果たすことになるが(題名は「Jr.からの手紙」。オリコンシングルチャート最高73位)、それに伴い父親の鏡五郎も何度となく同番組にゲスト出演するようになり(ちなみに番組中では「鏡五郎の息子の親父」という呼ばれ方をすることが多かった)、当時10〜20代が大半を占めていた『鴻上〜』のリスナーの間で鏡五郎の知名度が大きく上昇した。「鏡五郎の息子」の「Jr.からの手紙」は鏡五郎の「おしどり人生」とオリコンシングルチャートに同時チャートインし、北島三郎と1st BLOOD以来、オリコン史上2回目の「親子同時チャートイン」を記録した。孝真の歌手活動はこの一曲で終わるが、その後、作曲家となり、現在も活動している。
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