鈴谷樹里の軌跡
作者梶尾真治
収載図書クロノス・ジョウンターの伝説
出版社朝日ソノラマ
刊行年月1999.6
シリーズ名ソノラマ文庫ネクスト
収載図書クロノス・ジョウンターの伝説
出版社朝日ソノラマ
刊行年月2003.6
シリーズ名ソノラマ文庫
収載図書クロノス・ジョウンターの伝説―新編
出版社朝日ソノラマ
刊行年月2005.7
収載図書クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ
出版社朝日新聞社
刊行年月2008.2
シリーズ名ソノラマノベルス
鈴谷樹里の軌跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:38 UTC 版)
「クロノス・ジョウンターの伝説」の記事における「鈴谷樹里の軌跡」の解説
1980年、夏。11歳の鈴谷樹里は入院していた病院で不治の病に冒された青年、青木比呂志と出会う。樹里は比呂志をヒー兄ちゃんと呼び、彼が読んだ小説や彼の創った物語を聴くのが好きだった。樹里と同じ名の少女が登場するロバート・F・ヤングの小説『たんぽぽ娘』の話を聴いている最中にヒー兄ちゃんは倒れてしまい、まもなくして亡くなってしまう。樹里はそれをきっかけに、医師になることを志すようになる。 それから19年後の1999年、夏。医師になった樹里の元に、取引をしている製薬会社の古谷からヒー兄ちゃんのかかっていた不治の病を治す特効薬が開発されたことを聞かされ、サンプルを貰う。同じ病気の入院患者に投与したところ、みるみるうちに回復したのだ。もしあの時、この薬があれば…。そう思っていた矢先、強制的に見合いをさせられる。相手は野方耕市。彼の実家は開業医なのだが、野方は工業系の会社に就職したために医師の嫁を探しているのだと言う。その野方から開発中止が決まったのにもかかわらずこっそり開発を続けているクロノス・ジョウンターの話を聞いた樹里は野方を説得し、パーソナル・ボグの改良版『パーソナル・ボグII』を使って19年前に飛んでヒー兄ちゃんを助けに行くことに。
※この「鈴谷樹里の軌跡」の解説は、「クロノス・ジョウンターの伝説」の解説の一部です。
「鈴谷樹里の軌跡」を含む「クロノス・ジョウンターの伝説」の記事については、「クロノス・ジョウンターの伝説」の概要を参照ください。
- 鈴谷樹里の軌跡のページへのリンク