重慶軌道交通とは? わかりやすく解説

重慶軌道交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 04:52 UTC 版)

重慶軌道交通
各種表記
繁体字 重慶軌道交通
簡体字 重庆轨道交通
拼音 Chóngqìng Guǐdào Jiāotōng
発音: チョンチン グイダオ ジャオトン
英文 Chongqing Rail Transit
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2023年現在の重慶軌道交通路線網

重慶軌道交通(じゅうけいきどうこうつう、正体字: 重慶軌道交通簡体字: 重庆轨道交通)は中国重慶市の公営交通。地下鉄(1・4・5・6・9・10号線、環状線、江跳線)とモノレール(2・3号線)で構成される。

営業中の路線

路線名 営業区間 駅数 営業キロ 開通日 最新の拡張線及び駅の開通日 種別 編成両数
1号線 朝天門 - 璧山 24駅 44.54km 2011年03月18日 2020年12月31日 地下鉄 6両
2号線 較場口 - 魚洞 25駅 31.36km 2004年11月06日 モノレール 4/6/8両
3号線 魚洞 - 挙人垻 46駅 67.09km 2011年9月29日 2016年12月28日 6/8両
4号線 民安大道 - 黄岭 24駅 48.5km 2018年12月28日 2023年10月7日 地下鉄 6両
5号線 跳蹬 - 悦港北路 31駅 48.66km 2017年12月28日 2023年11月30日 6両
6号線本線 茶園 - 北碚 28駅 63.33km 2012年09月28日 6両
6号線支線 礼嘉 - 沙河垻 12駅 26km 2013年05月15日 2020年12月31日 6両
9号線 高灘岩 - 花石溝 29駅 41km 2022年01月25日 2023年01月18日 6両
10号線 王家荘 - 蘭花路 26駅 2017年12月28日 2023年11月30日 6両
18号線 富華路 - 跳蹬南 19駅 2023年12月28日 2023年12月28日 6両
環状線 重慶西 - 重慶西 26駅 50km 2018年12月28日 2023年10月7日 6両
璧銅線 璧山 - 銅梁 9駅 37.5km 2025年1月2日

重慶軌道交通1号線

重慶市の市中心部(朝天門)から西へ進む地下鉄路線。計画中の区間まで合わせた総延長は50km程度だが、段階的に工事をしている。2011年7月28日較場口 - 沙坪垻間が試運転という名目で開通し、9月27日小什字まで営業区間が延びた。2012年12月20日に沙坪垻 - 大学城間が開通。2014年12月30日に大学城 - 尖頂坡間が開通。さらに西の璧山区と東の朝天門まで延伸する予定である。

重慶軌道交通2号線

中国初のモノレールで、現地では较新线(較新線)、日本では重慶モノレールとも呼ばれる。 計画では総延長約39kmの路線となる予定であるが、現在は、較場口(渝中区) - 魚洞(巴南区)間、18駅29.85kmが営業している。大部分が地上であるが、一部区間(較場口 - 臨江門間と大坪前後)は地下にある。車両は2005年の第1期工事路線開通時、4両編成(最大8両編成が可)で21本84両で運行されている。大阪高速鉄道(大阪モノレール)の車両や軌道と同一設計となっている。2014年12月30日に新山村 - 魚洞間の延伸区間が開通した。なお、第1期開業区間の事業費約43億元(470億円)のうち、約20億元(271億円)は日本政府の円借款が充てられた。

重慶軌道交通3号線

2009年2月に国際協力銀行を通じた日本からのODAで第一工事の総工費約29%が賄われる契約が締結された。2号線と同じ形式のモノレール路線で、計画では総延長約66kmの路線となる予定である。2011年9月29日両路口 - 鴛鴦間が試運転という名目で開通し、12月30日には営業区間が1,2期工事区間全線である二塘 - 江北機場(重慶江北国際空港)間に延びた。営業区間は39.1kmになり、大阪高速鉄道を抜いて世界で一番長いモノレール路線になった。さらに2012年12月28日には二塘 - 魚洞間の南延伸区間が開通した[1]

重慶軌道交通4号線

地下鉄路線。2018年12月28日、第一期区間として重慶北駅北広場 - 唐家沱間が開通。2019年1月11日、重慶北駅北広場 - 民安大道間が開通。

重慶軌道交通5号線

地下鉄路線。2017年12月28日、第一期区間として園博中心 - 大竜山間が開通。2018年12月24日、大竜山 - 大石垻間が開通。

重慶軌道交通6号線

高架区間を含む地下鉄路線。25.0kmの茶園 - 銀湖間の迎龍支線が建設されている。2009年12月25日に着工され[2]、2012年9月28日に五里店 - 康庄間が試運転という名目で開通。2013年12月31日に北碚まで営業区間が延びた。国博支線の礼嘉 - 国博中心間約12kmが2013年5月15日に開通。迎龍支線の茶園 - 五里店間約18kmは2014年12月30日に開通した。

重慶軌道交通10号線

地下鉄路線。2014年5月14日、第一期区間として鯉魚池 - 王家荘間が着工され、2017年12月28日に開通。

重慶軌道交通環状線

地下鉄路線。2018年12月28日、第一期区間として重慶図書館 - 海峡路間が開通。2019年1月11日、第一期区間の民安大道が開通。

建設中の路線

路線名 工事名 工事区間 駅数 キロ程 着工日 開通予定
4号線 三期目(西延伸路線) 民安大道 - 盤桂路 9駅 10.9km 2020年10月 2024年

計画中の路線

  • 8号線
  • 11号線
  • 12号線
  • 13号線
  • 14号線
  • 16号線
  • 19号線
  • 20号線
  • 21号線
  • 22号線
  • 23号線
  • 25号線
  • 26号線
  • 28号線
  • 29号線
  • 30号線

脚注

外部リンク


重慶軌道交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:44 UTC 版)

駅ナンバリング」の記事における「重慶軌道交通」の解説

各駅に導入されている。 ■1号線 小什字駅 (1|02) - 尖頂坡駅 (1|24) ■2号線 較場口駅 (2|01) - 魚洞駅 (2|25) ■3号線 魚洞駅 (3|01) - 江北空港第二ターミナル駅 (3|39)■3号線支線空港線碧津駅 (3|38) - 双駅 (3|40) - 挙人壩駅 (3|45) ■4号線 民安大通り駅 (4|01) - 石船駅 (4|22) ■5号線 園博センター駅 (5|01) - 大竜山駅 (5|09) ■6号茶園駅 (6|01) - 北碚駅 (6|28)■6号支線(国博線) 礼嘉駅 (6|20) - 平場駅 (6|29) - 悦来駅 (6|33) ■10号鯉魚池駅 (10|09) - 王家荘駅 (10|27) ■環状線 重慶北駅 (環|01) - 華竜駅 (環|33)

※この「重慶軌道交通」の解説は、「駅ナンバリング」の解説の一部です。
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