配線-RS422標準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/20 02:36 UTC 版)
「同期式シリアルインタフェース」の記事における「配線-RS422標準」の解説
SSIはRS422を基本としている。適切なケーブルをクロック長さとクロック周波数の範囲内で選択する必要がある。 クロック長さとクロック周波数の関係は次の公式を参照。これは、伝統的なガイドである。このカーブは100Ω抵抗を終端に接続し、52.5pF/meterの分路静電容量を持つのGW24 銅線 シールドなしのツイストペア電話線を使用した実験によるデータを示している。 Highデータレートが使用されるとき、機器は短いケーブルに限定される。Lowデータレートが使用されるとき、長いケーブルを使用することも可能である。ケーブルのDC抵抗はケーブルの増加による電圧降下と同じようにノイズも増加させることによりlowデータレートに対して、ケーブル長が決まる。ケーブルのAC効果は信号の効果に限定される、Highデータレートが使用されるとき、短距離にケーブルが限定される。データレートとケーブル長の例はRS422の場合、1.2kmで90kbpsから5mで10Mbps変化する。 ツイストペア24AWG,52.5pF/meter(16pF/foot)から違った特性を持つケーブルは上記で述べた特性内にいる必要がある。最初に、図から希望のデータ信号に関係するケーブル長さをもつ24AWGの絶対ループ抵抗値と静電容量値ケーブルを決める、次に、実際に使用するケーブルの同等長さに変換する。例えば、長い距離は19AWGを使用すると可能になり、一方、短い距離では28AWGが使用される。 マスタとスレーブを接続する最大許容ケーブル長はデータ信号レートの機能である、また、許容シグナル歪み、マスタとスレーブの回路間に生じる電位差と水平カップルノイズの合計にも影響される。使用されるケーブルのタイプと長さは機器に対して必要とされる信号品質を確保できなければならない。さらに、ケーブルのバランスは発電、受電ともで、許容クロストークレベルを維持できなければならない。
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