配線構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/02 09:35 UTC 版)
「グレート・イースタン本線」の記事における「配線構造」の解説
リバプール・ストリート駅を出ると、路線は列車線(本線、the Mains、急行線)と電車線 (the Electrics、緩行線) として知られる2組の複線(複々線)により構成される。また、ベスナル・グリーン・ジャンクションまではGEに沿ってウェスト・アングリア本線の列車が走る複線の「近郊線(サブアーバンズ、Suburbans)」も敷設されている。GEの列車が「Suburbans」を使用することも可能であるが、リバプール・ストリート駅のプラットホームの配置の関係からこれは非常にまれである。 ベスナル・グリーンで「Suburbans」と別れると、GEはボウ・ジャンクションまで4本の線路を有する。ボウ・ジャンクションには複雑なポイント・平面交差群 (a complex set of switches and crossings)がある。LTS線からの電化線路がロンドン側から合流し、さらにその後に別にノース・ロンドン線、テンプル・ミルズおよびソーントン・フィールズ車庫 (Thornton Fields Carriage Sidings) へ向かう2本の線路がテンプル・ミルズ方面へデルタ線形状で分岐・合流を行う。 テンプル・ミルズへの分岐点からストラトフォードのロンドン側の端までの間には6本の線路(三複線)があり、ストラトフォード駅を5本の線路で通過した後、駅の郊外側の端から線路は4本(複々線)となる。 シェンフィールドではサウスエンド・ヴィクトリアへの線路を分岐し、複々線から複線となる。以降は終点のノリッチまでほとんどの区間が複線のままとなる。ただしこの区間では、コルチェスターやイプスウィッチのような通過列車が多い駅 (predominantly through stations) には、(Ingatestoneのロンドン側にあるような貨物用待避線 (goods loops) と共に)2本以上の線路があることがしばしばある。
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