選挙への出馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 06:40 UTC 版)
松本は、政治が若者の要求に応えていないため若年層の投票率が低下していると考え、社会へ直接主張ができる貴重な機会として知人らに投票活動を推奨していた。2007年4月には「路上の解放」「放置自転車の撤去反対」などの主張を掲げて自ら杉並区議選に出馬し、高円寺駅前でDJと音響機材を使い、大音量でロックバンドなどの演奏、ダンスといった「街頭演説」を連夜にわたり行なう。この選挙では得票1,061票(69名中60位)で落選。後に松本は立候補した理由として、音楽を流すデモなどには規制が厳しいが、候補者の選挙活動という名目で行えば警察も迂闊に手が出せないことを挙げており、街をパニックにさせ、作戦成功だったと述べている。しかしこの理由について、外山恒一は自身のブログにて選挙活動という名目で期間中やりたい放題ができるというアイデアは、杉並区議選の前に行われた2007年東京都知事選挙に外山が立候補するに当たって松本から協力を得るために彼に吹き込んだアイデアであるとし、松本はそれを「あるスジからちょっと小耳に挟んで」としたり、著書『素人の乱』では「歩いている時にふと思いついた」としており、自身でそのアイデアを思いついたかのような発言で完全に嘘をついていると批判されている。
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