運転台の改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:56 UTC 版)
運転台については、更新後も計器盤、マスコン・ブレーキ操作器などは従来のものがほぼそのまま使用されているが、前述したユニバーサル表示器の設置や表示灯類の更新、運転士操作器(乗務員間連絡用インターホン)の更新(受話器形→マイク式)、車内放送マイクの更新などの改良も実施されている。さらに、非常通報器の対話式化と合わせて、非常通報受報器の追加がされている。 1999年(平成11年)12月に千代田線・常磐緩行線で一段ブレーキ制御方式ATC(営団呼称:新CS-ATC、JR呼称:ATC-10)の使用が開始されたため、車両のATC機器の更新と運転台の改修(速度計の交換、表示灯類の改修など)を実施した。 2008年(平成20年)からはJR線用の列車無線機をデジタル無線へ対応させる改造が実施された。 小田急線用の新保安装置D-ATS-P装置の取り付けも行われた。なお、小田急多摩線においては2012年(平成24年)3月31日よりD-ATS-P装置の使用が開始されている。
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