通信教育機関とは? わかりやすく解説

通信教育機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 01:53 UTC 版)

東京法学校」の記事における「通信教育機関」の解説

1885年明治18年)、東京法学校は通信教育機関「中央法学会」を設立し、『中央法学雑誌』を創刊した。これは地方いながら法律学学ぼうとする志のある者に、3年間にわたって毎月3回東京法学校講義内容掲載した雑誌送り質問があれば東京法学校教員意見求めて、それを書面回答し年度末試験合格すれば及第書を発行3年全課程修了した及第者には卒業証を与えるというシステムであったまた、在京者を対象として月1回東京法学校でのスクーリング行っており、成績優秀者は同会の学資をもって東京法学校入学許可された。『中央法学雑誌』の内容講義録で、薩埵正邦堀田正忠富井政章岩野新平松室致らが執筆担当し開会当たって代理法・総論富井政章講義したこの中法学会には、入会希望者が2ヵ月足らず1000名以上集まり第一期卒業生数十名にのぼった卒業前の1887年明治20年)には、判事試験21名、代言人試験10名が、この「通信教育生」から合格している。その後、『中央法学雑誌』は、『和仏法律学校講義録』『法政大学講義録』へと受け継がれ戦後日本初めての大学通信教育課程発展することになる。

※この「通信教育機関」の解説は、「東京法学校」の解説の一部です。
「通信教育機関」を含む「東京法学校」の記事については、「東京法学校」の概要を参照ください。

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