逃亡生活の中で出会った人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:13 UTC 版)
「八日目の蟬」の記事における「逃亡生活の中で出会った人々」の解説
仁川 康枝(にがわ やすえ) 希和子の学生時代の同級生。希和子の不倫関係の相談に乗っていた親友。事情も知らずに一時的に希和子を住まわせる。 中村 とみ子(なかむら とみこ) 康枝宅を出て、最初に逃げ込んだ家の住人。家からの立ち退きを迫られているが、周囲とのかかわりを一切絶ち、要請にも応じなかった。演歌を大音量で流している。 安藤 千草(あんどう ちぐさ) / マロン 1976年頃生まれ。エンジェルホームではマロンと呼ばれ、リベカ(薫)とよく遊んでいた。フリーライターとしてエンジェルホームの問題や恵理菜の事件を取材し、これまでは自費出版であるが、今度は正式に出版社から本を出そうとしている。エンジェルホームにいたことが原因で、いじめを受けたりして、本人いわく、現在は「母親のすねをかじって」いる。男性経験がないことをコンプレックスに感じている。後半、物語が大きく動くきっかけとなる存在。 沢田 久美(さわだ くみ) / エステル 1957年生まれ。夫の不倫が原因で離婚した後、裁判で子供の親権も奪われたことに絶望し、エンジェルホームにやってくる。のちにルツ(希和子)に自分の母親の住所を教え、希和子の逃亡を手助けした。 沢田 昌江(さわだ まさえ) 久美の母親。小豆島で素麺屋を営む。久美が離婚した後、突き放すような言い方をしてしまい、それによって久美が姿を消したと思い心配している。希和子が久美の事を知っていて、自分を頼る様に言付かっていた事から希和子を受け入れて自分の素麺屋で働かせるが、彼女が指名手配されていることを知らなかった。
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