近鉄伊勢中川駅構内列車脱線事故
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「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「近鉄伊勢中川駅構内列車脱線事故」の解説
1969年(昭和44年)8月5日22時30分ごろ 近畿日本鉄道伊勢中川駅構内(大阪線から中川短絡線が分岐する地点)で上本町発宇治山田行き特急が脱線、4両編成のうち2両が4 m下の畑に転落した。乗客ら61名負傷。製造から日の浅い12000系2両が廃車となった。 事故原因は車輪のフランジに欠陥があり、ポイントに引っかかって脱線したとされた。 対策として、現場の8番分岐器を12番分岐器に交換した。結論を出すのに時間がかかり、運転士が業務上過失致死傷罪で起訴されるのは、事故発生から2年後のことである。なお当時は現場と伊勢中川駅のホーム間は単線であり、複線化されたのは1973年のことである。
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