近年設置されたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:22 UTC 版)
近年の日本で大きな被害をもたらした北海道南西沖地震と東日本大震災に関するものを記す。これらは、全く新設されたもの(◎で示す)、既存の施設に併設されたもの(□で示す)、震災遺構の内部で展示を行うもの(△で示す)、震災遺構の内部公開と併せて隣接地の新設された施設で展示を行うもの(▼で示す)、震災遺構の内部公開はせず震災遺構の外部を見学し、震災遺構の隣接地に新設された施設で展示を行うもの(◆で示す)がある。なお、施設名の後ろに★が付くものは施設内の1室或いは数室或いは一角だけを「津波資料室」・「震災資料室」などとしているもの。「有」とあるのは有料施設。震災遺構を外部から見学するだけのもの等、震災遺構の内外に津波記念館としての展示がないものや、予約が必須のものは記していない。 北海道南西沖地震奥尻島津波館◎有(2001年開館) 東日本大震災(北から順に記す。)八戸市みなと体験学習館「みなっ知」◎(青森県八戸市、2019年開館) 野田村保健センター内 野田村復興展示室◎★(岩手県野田村、2019年開館) イーストピアみやこ(宮古市市民交流センター)内「防災センター」◎★(岩手県宮古市、2018年開館) 山田町まちなか交流センター内「「震災ギャラリー」◎★(岩手県山田町、2019年開館) おしゃっち(大槌町文化交流ンター)内「震災伝承展示室」◎★(岩手県大槌町、2018年開館) うのすまい・トモス内「いのちをつなぐ未来館」◎(岩手県釜石市鵜住居町、2019年開館) 大船渡津波伝承館◎有(2013年開館)なお、展示は不定期で語り部活動をメインとする施設である。 大船渡市立博物館□★有 東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)◎(岩手県陸前高田市、2019年開館) 唐桑半島ビジターセンター(宮城県気仙沼市、1984年開館)地元の要望を受けて、日本で唯一、津波の疑似体験が可能な津波体験館が併設され、2013年には東日本大震災の内容を加えてリニューアルされていた。しかし、老朽化による改修工事により併設の津波体験館は2022年6月26日で閉館することになった。改修後はビジターセンター内での仮想現実(VR)による展示が検討されている。 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館▼有(旧気仙沼向洋高校・宮城県気仙沼市、2019年開館) 石巻市震災遺構大川小学校・大川震災伝承館◆(宮城県石巻市、2021年7月公開) みやぎ東日本大震災津波伝承館◎(宮城県石巻市、2021年6月6日開館) 震災遺構石巻市立門脇小学校◆有(宮城県石巻市、2022年4月公開予定) MEET門脇◎有(宮城県石巻市、2021年公開) 東松島市震災復興伝承館△(旧野蒜駅・宮城県東松島市、2016年開館、閉店したコンビニ部分にも展示を拡大して2020年リニューアル) 塩竈市津波防災センター◎★(宮城県塩竈市・2018年開館) せんだい3.11メモリアル交流館◎(仙台地下鉄荒井駅内に2015年の駅開業と同時に一部開館。翌年展示室も開館。 震災遺構仙台市立荒浜小学校△(宮城県仙台市、2017年公開) 名取市震災復興伝承館◎(宮城県名取市、2020年開館) 震災遺構中浜小学校△有(宮城県山元町、2020年公開) 相馬市伝承鎮魂祈念館◎(福島県相馬市、2015年開館) 震災遺構浪江町立請戸小学校△有(福島県浪江町、2021年開館) 東日本大震災・原子力災害伝承館◎有(福島県双葉町、2020年開館) とみおかアーカイブ・ミュージアム◎(福島県富岡町、2021年開館) いわき震災伝承みらい館◎(福島県いわき市、2020年開館)
※この「近年設置されたもの」の解説は、「津波記念館」の解説の一部です。
「近年設置されたもの」を含む「津波記念館」の記事については、「津波記念館」の概要を参照ください。
- 近年設置されたもののページへのリンク