近年のコモティニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 03:02 UTC 版)
コモティニの町の中心部には、アギア・パラスケヴィ中央公園があり、地元では『剣』と呼ばれる、15mの高さがある第二次世界大戦の英雄の記念碑がある。再建された中央広場または、Plateia Irinis(平和の広場)と呼ばれる場所は、この町に多く住む学生たちの夜の歓楽街となっている。また、旧商業中心地は、他のギリシャの町にはとうに無くなった伝統的な店舗や工場がある場所として、観光客にとても人気がある。さらには、ネア・モシヌーポリ(Nea Mosinoupoli)とよばれる町の北西の郊外には、コスモポリス・パークと呼ばれる、デパートをはじめ、店舗や、スーパーマーケット、映画館、カフェやレストランなどが入居した近代的なショッピング・モールがあり、現地人、観光客問わず人気である。中央広場の南西には、野外市営劇場(πολιτιστικό καλοκαίρι /politistiko kalokairi)があり、伝統的な見世物や、イベントが開催されている。コモティニの6km北東には、ニムファイアの森がある。ここは、レクリエーション活動ができる施設であり、散歩道やコート、グラウンド、環境学習の場などがある。また、森を縦断する舗装道の先には、ビザンツ帝国時代の要塞や、歴史的なニムファイアの要塞がある。コモティニに住む人々は多種多様で、先住のギリシャ人、小アジアや東トラキアから難民として来たギリシャ人、イスラム系ギリシャ人、トルコ人、ポマク人、ロマ人、アルメニア人避難民といった人々の子孫であり、最近では旧ソ連(主にグルジア、アルメニア、ロシア、カザフスタン)からの避難民もいる。
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