近代の美術工芸品の指定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 03:08 UTC 版)
「重要文化財」の記事における「近代の美術工芸品の指定」の解説
絵画 近代の作品は1955年(昭和30年)に狩野芳崖の『悲母観音』と『不動明王』、橋本雅邦の『白雲紅樹』が指定されたのが最初で、以後、日本画・洋画ともに多くの作家の作品が指定されている。昭和期の作品としては速水御舟の『名樹散椿図』が1977年(昭和52年)に指定されたのが最初であった。 彫刻 近代の作品は1967年(昭和42年)に荻原碌山の作品『女』が指定されたのが最初である。明治初期に来日し、工部美術学校で彫刻を指導したイタリア人ヴィンチェンツォ・ラグーザの作品も指定されている。 工芸品 近代の作品は2001年(平成13年)に鋳造家・鈴木長吉の「銅鷲置物」が指定されたのが最初である。陶磁器では板谷波山と宮川香山の作品が2002年(平成14年)に指定されたのが最初であった。
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