軍需企業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 16:07 UTC 版)
メルキアで最も有名な軍需企業はアデルハビッツ社で、アストラギウス暦7183年4月のMT(マシントルーパー)の開発を進め、やがて、それはATという身長4m程度の人型歩行兵器へと発展してゆく。 アデルハビッツ社が真の意味でメルキア1の軍需企業となったのは、7198年のATM-09-STスコープドッグの開発に成功したことに尽きる。最も完成度が高いとされるこのATによってメルキアの首都星としての地位は不動のものとなる。また、メルキア第二の軍需企業は、ATH-06-WPダイビングビートルを開発したレメンブルク社が有名である。 しかし、アデルハビッツ社内の技術陣で不満を持つ一部の技術者達がコルヴェ星系へと流れ、そこでATH-14-STスタンディングトータスをはじめとしたトータス系ATを製作したウットヘルト社を設立する動きも起きている。 ATの生産によって、主星となったメルキアだが、多くのATを生産したアデルハビッツ社が軍と大きな繋がりを持ち、やがて、肥大化する軍の要求がPSや、より高性能なATを生み出すようになってゆき、大戦末期と休戦中には、こういった動きが多く見られたが、7214年の再戦時にはこれらの技術はさして用いられることはなかった。 また、銃器関係では、アーマーマグナムなどの製造で名高いバカラ・メタル社が中心となっている。
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