越後国奥山庄波月条絵図(著色)
主名称: | 越後国奥山庄波月条絵図(著色) |
指定番号: | 50 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1979.06.06(昭和54.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | 巻末建治三年四月二十八日沙弥道円譲状案等三通 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の地頭三浦和田氏の所領であった越後国奥山庄の絵図で、一族の所領相論に関して作成されたもので、図中の新河、林及び在家の屋根等には簡単な著色が加えられている。殊に、町並をもって描かれた七日・高野市の姿や、鋳師家等の記載は庄園内の商業発展の様子を伝え、地頭茂連屋敷、茂長家等の惣領制に係る表現と相俟って、本図は鎌倉時代の庄園の実態を具体的に示した絵図として注目される。なお、巻末の付載文書は、いずれも所領相論の具書案の写で、絵図と不可分のものである。 |
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