賞味期限改竄による処分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 02:29 UTC 版)
2007年(平成19年)8月、「白い恋人」の一部商品が賞味期限を改竄して販売されていたとして問題となり、食品衛生法並びにJAS法違反で販売停止となった。そのため、2008年(平成20年)と2009年(平成21年)のコンサドーレ札幌のユニフォームは胸が「ニトリ」、背中が「白い恋人」となった。 2007年(平成19年)10月22日、島田俊平社長が記者会見を開き、同年11月15日に製造を再開し、11月22日に販売も再開することを正式に発表した。同社長は「今後は安全を最優先に販売していく」と述べ、約100日で再び店頭で販売されることになった。また賞味期限改竄事件の反省により、個別包装ごとの賞味期限の印字や製品検査の徹底が行われるようになり、生産停止を機にチョコレートの製法が改良された。 当初は通常の白い恋人のみの販売だったが、その後白い恋人ブラックや白い恋人チョコレートドリンクの製造・販売も再開している。 11月22日に、400店舗で再発売がスタートしたが、再開を待っていたファンが殺到し、各店舗とも即日完売となった。以降も品薄の状態が続き、石屋製菓は予定していた他の菓子の生産再開を一時遅らせるなどして対応していた。
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