貨幣論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 07:06 UTC 版)
貨幣は、言語、筆記、度量衡と同じく意味論的なシステムである。貨幣の機能には支払、価値尺度、計算、富の蓄蔵、交換などがあるが、それらは別々の起源と目的をもち、いずれかの機能が貨幣の本質だとするのは目的論的であるとする。全てを含む全目的な貨幣が現れたのは、文字をもつ社会が誕生したのちであると論じた。
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貨幣論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/20 11:57 UTC 版)
マルクスが商品から貨幣を考えたこと(貨幣の商品起源説)への批判を紹介し、再反論を行っている。昔からある批判は、貨幣を国家による約定と考えるものであり、ソ連末期ではルーブルが貨幣としてまったく機能しなくなったことを反証に挙げた。現代的批判は、アメリカがゴールドとの兌換を停止した1971年以後にもドルが世界通貨であり続けている事実を元になされているが、そもそもゴールドの流出を防ぐために兌換を停止したので、いまだにゴールド=世界貨幣である、と反論している。 すなわち、世界貨幣は商品貨幣でなければならない、ということである。
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