貝塚駅_(樺太)とは? わかりやすく解説

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貝塚駅 (樺太)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 04:01 UTC 版)

ソロヴィヨフカ駅
貝塚駅
ホーム
о.п.Соловьёвка
所在地 ロシア
極東連邦管区サハリン州
コルサコフ地区
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種別 貨物駅 грузовая
駅名変遷 1906年-1911年 : ソロウイヨフカ
1911年-1946年 : 貝塚(かいづか)
所属路線 コルサコフ - ノグリキ線
キロ程 14.3 km(コルサコフ港起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1906年12月1日
備考 駅員無配置
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貝塚駅(かいづかえき)は、かつて樺太大泊郡千歳村に存在した鉄道省樺太東線である。現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部ソロヴィヨフカ停留所о.п. Соловьёвка)である。

歴史

  • 1906年(明治39年)12月1日 - 軍需輸送を目的に600mm軌間の軍用軽便鉄道のコルサコフ駅(楠渓町駅) - ウラジミロフカ(豊原駅)間(43.3km)に開通により開業。当時の駅名はソロウイヨフカ。
  • 1907年(明治40年)
  • 1910年(明治43年)11月3日 - 1,067mm軌間に改軌
  • 1911年(明治44年)3月29日 - 貝塚駅に改称[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ソロヴィヨフカ」。

現在の駅構造

単式ホーム1面1線を有する停留場駅員無配置で、駅舎は設けられておらず直接ホームに入る構造である。

運行状況

1944年当時[2]

現在

  • ピャーチ・ウグロフ - ユジノサハリンスク間の近郊列車(Д2系気動車列車、コルサコフ方面1本・ユジノサハリンスク方面2本)が平日のみ停車する。

隣の駅

1945年当時

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
三ノ沢駅 - (南貝塚駅) - 貝塚駅 - 新場駅

現在

ロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部
コルサコフ-ノグリキ線
エレクトリーチカ(各駅停車)
トゥレーチヤ・パーチ駅 - ソロヴィヨフカ停留所 - ダチノエ停留所

※朝に運行される6017列車はエレクトリーチカであるが、当停留所を通過する。

脚注

  1. ^ 日本鉄道旅行地図帳 滿洲・樺太(今尾恵介原武史 監修 新潮社 2009年)p.65
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.60

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