中里駅_(樺太)とは? わかりやすく解説

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中里駅 (樺太)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 05:47 UTC 版)

ミツレフカ駅
中里駅
駅名標
о.п. Мицулевка
所在地 ロシア
極東連邦管区サハリン州
駅番号 990433
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種別 貨物駅 грузовая
駅名変遷 1906年-1911年 :ミツリヨフカ
1911年-1946年 : 中里(なかさと)
所属路線 コルサコフ - ノグリキ線
キロ程 31.5 km(コルサコフ港起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1906年12月1日
備考 駅員無配置駅
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中里駅(なかさとえき)は、樺太大泊郡千歳村に存在した鉄道省樺太東線。 現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部ミツレフカ駅о.п. Мицулевка)である。

歴史

  • 1906年(明治39年)12月1日 - 600mm軌間の軍用軽便鉄道のコルサコフ(楠渓町)駅 - ウラジミロフカ(豊原)駅間(43.3km)に開通により開業。当時の駅名は、ミツリヨフカ。
  • 1907年(明治40年)
  • 1911年(明治44年)3月29日 - 中里駅に改称[1]
  • 1910年(明治43年)11月3日 - 1,067mm軌間への改軌工事完成。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の鉄道路線としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ミツレフカ」

現在の駅構造

単式ホーム1面1線のホームを有する地上駅駅員無配置駅で、駅舎は設けられておらず直接ホームに入る構造である。

運行状況

1944年当時[2]

現在

  • ピャーチ・ウグロフ - ユジノサハリンスク間の近郊列車(Д2系気動車列車、コルサコフ方面1本・ユジノサハリンスク方面2本)が平日のみ停車する。

隣の駅

日本統治時代

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
新場駅 - 中里駅 - 豊南駅

現在

ロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部
コルサコフ-ノグリキ線
エレクトリーチカ(各駅停車)
ダチノエ停留所 - ミツレフカ駅 - フリストフォロフカ駅

※朝に運行される6017列車はエレクトリーチカであるが、当駅を通過する。

脚注

  1. ^ 日本鉄道旅行地図帳 滿洲・樺太(今尾恵介原武史 監修 新潮社 2009年)p.65
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.60

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