樫保駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 樫保駅の意味・解説 

樫保駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 04:01 UTC 版)

座標: 北緯48度21分30秒 東経142度40分7秒 / 北緯48.35833度 東経142.66861度 / 48.35833; 142.66861 樫保駅(かしほえき)は、かつて樺太元泊郡元泊村に存在した鉄道省樺太東線である。

歴史

  • 1927年(昭和2年)11月20日 - 樺太鉄道落合駅 - 知取駅間(170.5km)開業により設置。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道東海岸線の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ザオジョールノエ スタロエ」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「カシ・ポ」(小さい納屋)、「カス・ポ」(徒歩で渡る者)、「カシポ」(一方が高く、一方が低い地形)による[1]

運行状況

1944年当時[2]

現在はポロナイスク駅チーハヤ駅発着の1往復のみ停車する。

駅周辺

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
元泊駅 - 樫保駅 - (樫保温泉駅) - 北樫保駅

脚注

  1. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.411
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.60



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「樫保駅」の関連用語

樫保駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



樫保駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの樫保駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS