調査・研究として使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:23 UTC 版)
大日本帝国 B-17防空演習などにより対重爆戦闘の研究が行われ、また、銃後の防空意識高揚を目的に「敵機爆音集」と題したB-17の飛行高度別エンジン音を収録したレコードも製作され、映画『翼の凱歌』には敵機役で出演した。 P-51本土防空戦時には特に脅威となるP-51対策として、中国戦線で鹵獲したP-51Cを主に陸軍航空審査部テストパイロットの黒江保彦少佐の操縦により、内地の防空飛行戦隊の三式戦闘機 飛燕などと模擬空戦を行った。 F6F鹵獲した1機は戦後進駐してきた米軍が発見した際に、横須賀航空隊で日の丸塗装 ヨ-801という機番が書かれていた。しかし鹵獲したF6Fは実際には飛ばされた記録は無く、唯一参考にしたのは無線機のアース接地の方法だけで、米軍の方式を真似てからは、ノイズの発生が抑えられ、通信感度が良好になった。 アメリカ合衆国 零式艦上戦闘機アリューシャン列島にてほぼ無傷で鹵獲した零戦(アクタン・ゼロ)を徹底的に調査しキルレシオを向上させた。 四式戦闘機 疾風フィリピンの戦いで鹵獲した飛行第11戦隊の疾風を調査し、性能を計測した。
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