観音院 (埼玉県小鹿野町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 観音院 (埼玉県小鹿野町)の意味・解説 

観音院 (埼玉県小鹿野町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 21:24 UTC 版)

観音院
所在地 埼玉県秩父郡小鹿野町荒川上田野557
位置 北緯36度02分27.6秒 東経138度57分13.8秒 / 北緯36.041000度 東経138.953833度 / 36.041000; 138.953833座標: 北緯36度02分27.6秒 東経138度57分13.8秒 / 北緯36.041000度 東経138.953833度 / 36.041000; 138.953833
山号 鷲窟山
院号 観音院
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
創建年 不詳
開基 畠山重忠
札所等 秩父札所 第31番
テンプレートを表示

観音院(かんのんいん)は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある曹洞宗寺院で、山号は鷲窟山と号する。

本尊真言:おん あろりきゃ そわか

御詠歌:みやま路をかきわけ尋ね行きみれば 鷲の岩やにひびく滝つ瀬

歴史

創建年代は不明である。口伝によれば、本尊聖観世音菩薩行基作といわれていたが、平将門承平天慶の乱のときに行方不明となってしまった。その後、畠山重忠が当地を訪れ、の巣の中から観音像を発見した。この奇瑞を目の当たりにして、重忠をはじめとする畠山氏 (平姓)帰依し、この観音像を安置する堂宇を建てたという[1][2]

その後、江戸時代までは修験道の寺となっていた。本堂の近くに「聖浄の滝」と呼ばれるがあり、修験道の修行者水垢離を行っていた[1][2]

明治初期の神仏分離と修験禁止令により、現在は曹洞宗の寺となっている[1][2]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 安宅夏夫 文、西田信夫 写真『秩父三十四カ所めぐり(楽学ブックス 古寺巡礼4)』JTBパブリッシング、2008年、96-99p
  2. ^ a b c 小林祐一 著『秩父三十四カ所 札所めぐり 観音霊場巡礼ルートガイド』メイツ出版、2017年、110-112p

参考文献

  • 安宅夏夫 文、西田信夫 写真『秩父三十四カ所めぐり(楽学ブックス 古寺巡礼4)』JTBパブリッシング、2008年
  • 小林祐一 著『秩父三十四カ所 札所めぐり 観音霊場巡礼ルートガイド』メイツ出版、2017年

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  観音院 (埼玉県小鹿野町)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「観音院 (埼玉県小鹿野町)」の関連用語

観音院 (埼玉県小鹿野町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



観音院 (埼玉県小鹿野町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの観音院 (埼玉県小鹿野町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS