法雲寺_(秩父市荒川白久)とは? わかりやすく解説

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法雲寺 (秩父市荒川白久)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 04:31 UTC 版)

法雲寺
観音堂
所在地 埼玉県秩父市荒川白久432
位置 北緯35度57分4.6秒 東経138度59分29.1秒 / 北緯35.951278度 東経138.991417度 / 35.951278; 138.991417 (法雲寺)座標: 北緯35度57分4.6秒 東経138度59分29.1秒 / 北緯35.951278度 東経138.991417度 / 35.951278; 138.991417 (法雲寺)
山号 瑞龍山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 如意輪観世音菩薩
創建年 不詳
札所等 秩父札所 第30番
文化財 巡礼納札6面(秩父市指定有形文化財)、札所30番 瑞竜山法雲寺(秩父市指定史跡)、桧葉(秩父市指定天然記念物)
法人番号 2030005015146
法雲寺
法雲寺 (埼玉県)
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法雲寺(ほううんじ)は、埼玉県秩父市にある臨済宗建長寺派の寺院で、山号は瑞龍山と号する。

本尊真言:おん はんどめい しんだまに じんばら うん[1]

ご詠歌:一心に南無観音と唱ふれば 慈悲深か谷の誓ひたのもし

歴史

創建年代は不明である。ただ1531年享禄4年)の納札があることから、室町時代後期には既に存在していたものと推測される[2]

当寺には、何故か楊貴妃に係わる寺宝がある。本尊如意輪観世音菩薩は、の第6代皇帝玄宗が楊貴妃の菩提を弔うため、自ら彫ったもので、不空三蔵開眼したと伝えられる。1319年元応元年)に建長寺の道隠が日本に持ち込んだという。現在は秘仏で、毎年4月18日開帳することになっている。また「楊貴妃の鏡」というものもある[2][3]

文化財

  • 巡礼納札6面(秩父市指定有形文化財 昭和33年11月3日指定)[4]
  • 札所30番 瑞竜山法雲寺(秩父市指定史跡 昭和34年4月10日指定)[5]
  • 桧葉(秩父市指定天然記念物 昭和33年11月3日指定)[6]

交通アクセス

前後の札所

秩父札所(江戸巡礼古道)[7][8]
29 長泉院 -- (7.1km)-- 30 法雲寺 -- (18km:県道37号経由)-- 31 観音院

脚注

  1. ^ 秩父札所連合会公式経本による。
  2. ^ a b 30番法雲寺秩父札所連合会
  3. ^ 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、151-153p
  4. ^ 巡礼納札6面秩父市
  5. ^ 札所30番 瑞竜山法雲寺秩父市
  6. ^ 桧葉秩父市
  7. ^ 秩父札所連合会の地図 1 (PDF)
  8. ^ 秩父札所連合会の地図 2 (PDF)

参考文献

  • 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年

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