観音院 (堺市)とは? わかりやすく解説

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観音院 (堺市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 04:18 UTC 版)

観音院
所在地 大阪府堺市南区岩室213
位置 北緯34度29分57.8秒 東経135度32分18.4秒 / 北緯34.499389度 東経135.538444度 / 34.499389; 135.538444座標: 北緯34度29分57.8秒 東経135度32分18.4秒 / 北緯34.499389度 東経135.538444度 / 34.499389; 135.538444
山号 岩室山
宗派 高野山真言宗
本尊 十一面観音菩薩
創建年 天平年間(729年-749年
開基 (伝)行基
札所等 和泉西国三十三箇所第8番
和泉霊場第16番
文化財 十一面観音立像・阿弥陀如来坐像(府指定文化財)
法人番号 2120105000732
東側の大きな池は狭山池
観音院
観音院 (大阪府)
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観音院(かんのんいん)は、大阪府堺市南区にある高野山真言宗の寺院。

歴史

天平年間(729年-749年)に行基による開基と伝わり、阿弥陀如来を本尊とし厳室山極楽寺と号した。

空海が滞在した際、十一面観音を彫り当寺に安置し、寺号を現在の岩室山観音院と改めたとされる。

当初の大伽藍は度重なる戦火で灰燼に帰したが、阿弥陀如来や十一面観音はその度に難を逃れ、慶安3年(1650年)に三度目の本堂を建立し、現在に至る。

文化財

大阪府指定文化財
  • 十一面観音立像 - 平安時代の作。秘仏であり、8月10日の千日祭のときのみ公開される[1]
  • 阿弥陀如来坐像 - 平安時代後期の作[2]

行事

  • 星祭会(節分)
  • 初午祭(2月)
  • 釈尊降誕祭・花祭(4月8日)
  • 千日法会(8月10日)
  • 観音講例祭(毎月18日)

脚注

  1. ^ 十一面観音立像(観音院)”. 堺市. 2019年7月31日閲覧。
  2. ^ 阿弥陀如来坐像(観音院)”. 堺市. 2019年7月31日閲覧。

参考文献

  • 『和泉西国三十三所めぐり ふる里の観音さま』和泉西国会



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