視聴者参加公開タックル
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「ビートたけしのTVタックル」の記事における「視聴者参加公開タックル」の解説
題名同じ。放送日は1993年(平成5年)12月6・13日。ゲストは結城哲也(前半)・春日了(後半)。番組内で行われる議論に対し異議を持つ視聴者が多く番組に送られた視聴者からの手紙にも実際に番組の議論に参加したいと言う希望が多く寄せられたため、番組内で参加希望者を募り実際に番組に出演させた。 相当な数の参加希望の応募があったため、番組スタッフによるオーディションが行われた。まず「女の幸せは男で決まるか?」等の番組側が用意した題目に対し、自分の意見を文章にして送らせた。その中から番組出演に十分耐えると判断される者を選び出し、次は筆記と面接による選考が行われた。このようなオーディションを行った結果、10代から50代までの各世代でそれぞれ10人が「世代代表」として選考され通常の番組と異なりスタジオ内に各世代を分けてレギュラー出演者と対面に座らせるセットが造られそのセットに参加者を座らせ番組が収録された。 普段はテレビで見る出演者がすぐ自分たちの目の前いるためか若い世代の参加者が緊張して、収録開始直後は発言数が極端に少なく盛り上がりに欠けた。特に10代を代表する参加者の消極的な態度に司会者の東ちづるが不満を漏らす場面もあった(放送時はカット)。収録が進むにつれ次第に場の雰囲気に慣れたためか、参加者の発言は収録後半になるほど活発になった。しかし収録終了後、多くの参加者が自分の意見を十分に言えなかったことを悔やんだ。 40 - 50代の参加者で、司会者に代わり番組を仕切り勝手に議題を提案したり他の参加者へ感情をあらわに非難する者もみられたが、それらに司会者やスタッフが無難に対応し、番組側の“仕込み”だったのではないかと印象を抱く者もみられ、これらの場面は放送されなかった。参加者全員に1万円の出演料が足代として支払われた。 番組収録の終了後、ビートたけしは「今回の収録は、番組スタッフも参加者も(視聴者参加型という企画に)慣れていない面があった。次回の同企画ではもう少しスムーズにできるのではないか」という意の感想を述べた。
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