褌に関する言葉・都市伝説など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:17 UTC 版)
「ふんどし」の記事における「褌に関する言葉・都市伝説など」の解説
褌を含むことわざ「褌を締めてかかる」 「義理と褌欠かされぬ」 「人の褌で相撲を取る」 「帯に短し襷に長し褌には丁度良い」 褌を含む地口「見上げたもんだよ屋根屋の褌」 「川流れの褌で、食い(杭)にかかったら離れない」 褌を含む四字熟語に「緊褌一番」がある。 雅楽にも褌が付く曲がある。いずれも相撲の時の曲らしい。輪鼓褌脱(太食調) 剣気褌脱(盤渉調) 「褌担ぎ」は、下位の相撲取り。 成人を意味する褌親(へこおや)がある。 カニの腹節は俗に褌と呼ばれている。北陸地方ではカニの鰓(食用に不適)を指し、茹でカニの甲羅を開けたのちに先ず取り除く。食卓にカニを出された男性がカニではなく自分の褌を外す、という民話がある。 昔から妊婦に関して「夫のふんどし(六尺)(地方によっては裸祭り参加者のふんどし)を腹巻にすると安産できる」と言う言い伝えがある。 徳川家康は倹約家で自身は浅黄に染めたふんどしを常に使用し、家臣にもそれを勧めていたが、いかに骨太の三河武士でも下帯だけは真白のものを使用したとされる。 飛脚のふんどしという都市伝説(佐川急便のトラックに描かれたイメージキャラの褌に触ると幸せになれる、というもの)もある。 将棋において、桂馬で両取りをかけることを「桂馬の褌(けいまのふんどし)」という。
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