血清診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:39 UTC 版)
抗体のペア血清を行う。ただし、他のフラビウイルスと交差反応を示すため注意が必要。日本脳炎ワクチンを最近、接種した患者も陽性になりうる。よって偽陽性が非常に多い。
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血清診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:10 UTC 版)
抗B.henselae IgGおよびIgM抗体価を測定する。IgM抗体陽性、またはペア血清(原則としては2週間隔で、2回血清を採取して抗体価を測定する)でIgGの4倍以上の上昇、あるいはIgGがワンポイントで256倍または512倍以上のときに、本症と診断できる。ただし、抗B.henselae抗体価の測定は国内では(商業ベースでは)行われていないため、結果が出るまでに2週間ほどかかる。尚、動物の検査では抗体価法による検査法が商業ベースで行われている。[要出典]
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血清診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 10:26 UTC 版)
ポール・バンネル反応:伝染性単核球症患者に現れる異好抗体であるPaul-Bannell抗体を用いた検査法。近年は抗体価測定が発達したため臨床的意義は低下している。 「抗EBV EA-IgG抗体」または、「抗EBV VCA-IgM」「抗EBV VCA-IgG抗体」「抗EBNA-IgG抗体」の抗体価を測定する。抗EBNA抗体が初感染後数ヶ月を経ないと出現しないのに対し、抗EA、VCA抗体は急性期にも出現していることを利用する。 初感染パターン…抗EBNA抗体陰性、抗VCA-IgGまたは/かつIgM抗体陽性。抗EA抗体は偽陰性が多いが、EA陽性ならば急性感染の可能性が高い。 既感染パターン…抗EBNA抗体陽性、他の抗体は(通常)陰性。このような場合、症状の原因としてEBV感染は考えにくい。(抗VCA-IgG抗体は既感染パターンでも検出されるが、通常は低値(蛍光抗体法で160倍以下)である) サイトメガロウイルスについては、抗CMV-IgGおよびIgMを調べる(IgM陽性例は急性感染の可能性が高い)ほか、血液中のサイトメガロウイルスDNAを核酸増幅法(PCR)で調べることもある。
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