ワッセルマン‐はんのう〔‐ハンオウ〕【ワッセルマン反応】
ワッセルマン反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 00:33 UTC 版)
ワッセルマン反応(ワッセルマンはんのう、英語: Wassermann reaction, WR)とは、梅毒トレポネーマによる感染を検出する手法(梅毒血清反応)のひとつ。抗原にカルジオリピン-レシチン抗原を用いる。梅毒以外の疾患でも陽性となる場合がある(偽陽性)。
症状と結果の対応
梅毒は第1期・第2期・第3期・第4期と症状が進行する。
偽陽性となる場合
マラリア、結核、妊娠などの場合にもワッセルマン反応が陽性となる場合がある。
梅毒感染の診断
梅毒血清反応だけでは偽陽性の問題があるため、梅毒トレポネーマの抗原を用いて病原体に対する抗体を測定する。トレポネーマ抗原検査をあわせて行い、診断がなされる。
関連項目
「ワッセルマン反応」の例文・使い方・用例・文例
ワッセルマン反応と同じ種類の言葉
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