蟹由1号【カニユ1ゴウ】(観賞樹)
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登録番号 | 第13289号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | なんてん | |
登録品種の名称及びその読み | 蟹由1号 よみ:カニユ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 蟹由全吉 | |
品種登録者の住所 | 石川県珠洲市野々江町ワの部68番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 蟹由全吉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「宝来南天-3号」の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、果実は濃橙赤色でやや小粒の切花向きの品種である。樹姿は直立、茎立性及び樹高は中、茎の太さはやや太、枝の色は緑、分枝性は粗、節間長はやや長、葉の展開状態は斜上、葉形のタイプは並葉系、葉長はかなり長、幅はかなり広、小葉数は多、形は披針形、先端及び基部の形は鋭尖形、長さはやや長、幅は広、未成葉の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307)、成葉表面の色は暗緑(同3708)、斑の有無は無である。花房の向きは直立、長さは長、幅は広、花径は中、色は白、香りは無、開花期は中である。果房の向きは直立、長さは中、幅はやや広、果実の大きさはやや小、色は濃橙赤(同0707)、果数は多、着果性は易、落下の難易は中である。「宝来南天-3号」と比較して、樹高が低いこと、葉の展開状態が斜上であること、果房が短いこと等で、「支那南天」と比較して、樹高が低いこと、枝の色が緑であること、葉の展開状態が斜上であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和52年に育成者のほ場(石川県珠洲市)において、「宝来南天-3号」から採種した種子を播種し、平成10年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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