蝦夷の富士【エゾノフジ】(草花類)
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登録番号 | 第13824号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | われもこう | |
登録品種の名称及びその読み | 蝦夷の富士 よみ:エゾノフジ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 2月 27日 | |
品種登録者の名称 | 大西到、中村和明 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市清田区有明187番地、北海道空知郡南幌町北町2丁目1-8 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大西到 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、北海道内の在来種の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花穂の形が長楕円形で濃紅色の切花向きの品種である。草型は中間、草丈は高、茎の太さ及び色は中である。節間長はやや短、分枝数はやや少、二次分枝数はかなり少である。葉の長さはやや長、幅は中、最大幅の位置は上部、表面の色は緑、たく葉の有無は有である。小葉の長さは中、幅はやや広、最大幅の位置は下部、基部の形は切形、数はやや多、鋸歯の数は中、先端の色は褐である。花序の形は鋭、長さは長、花穂の形は長楕円形、長さはやや長、幅はかなり広、着生数は少、色は濃紅である。がくの形はたて長型、先端部及び中肋の色は紫褐、縁部の色は紅紫、花柄の長さは長である。雄ずいの数は4、抽出は抽出しない、花の香りは無、開花期は中の晩である。「すいせい」と比較して、花序の形が鋭であること、花穂の形が長楕円形であること、花穂の幅が広いこと等で、北海道在来種と比較して、花序の形が鋭であること、花穂の幅が広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に育成者のほ場(北海道札幌市)において、北海道内の在来種の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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