藤堂清晴の部隊関係者
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「エール (テレビドラマ)」の記事における「藤堂清晴の部隊関係者」の解説
二木(ふたき)軍曹 演 - 二ノ宮隆太郎(第18週ゲスト) 藤堂が率いていた部隊の軍曹。裕一が慰問に来ることを部隊長の藤堂に報告し、彼を大いに喜ばせた。 敵襲では、トラックの下に隠れていた裕一の目の前で、目を開けたまま死んでいた。 岸本和俊(きしもと かずとし) 演 - 萩原利久 戦地で藤堂が率いる部隊の一等兵。 ギターを弾くのが得意で、裕一が慰問会を行うために急遽結成した楽団の一員となった。 慰問会を行う前の晩、自分は過去に様々な罪を犯していたこと、その当時捨てた女に子供が生まれたことを知って会いに行ったが断られたこと、今では自分の罪を悔いていることを藤堂たちに告白した。また、これまでは死ぬことは怖くなかったが、大切な仲間ができた今は死ぬのが怖くなったとも告白した。 その気持ちは藤堂や他の兵士たちも同じであったが、藤堂は部隊長の立場から全員を励ますために、「みんなで生きて帰ろう」と言い、自分の罪を悔いている岸本に対しては「もう(子供に)会う資格はあるさ。帰ったら会いに行け」と励ました。 しかし、翌日の朝、岸本はイギリス兵からぶん取った缶詰を土産として裕一に手渡した直後、後ろから頭を撃たれて即死し、藤堂の部隊で最初の犠牲者となった。 神田憲明(かんだ のりあき) 演 - 山崎潤 陸軍上等兵で中年男性。 得意な楽器は打楽器全般で、慰問会前日の練習ではドラムを担当した。召集される前はダンスホールで演奏していた。 敵襲では、手榴弾でやられ戦死した。 東次郎(あずま じろう) 演 - 近藤フク 一等兵。 招集される前は宮大工で、トランペットが趣味。慰問会前日の練習でもトランペットを担当した。 慰問会の看板には達筆に「歓迎 音楽の天才古山先生」と書いたので、裕一から「大げさですよ」と言われたが、「これでも抑えめにしたくらいです」と返した。 敵襲で全滅した藤堂の部隊でただ一人生き残り、同じく生き残った裕一が混乱しながら「僕、(戦場の実態を)何も知りませんでした。ごめんなさい」と謝った時には、「知らなくていいこともあります」と穏やかに諭した。
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