色覚
Q.色覚とは |
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Q.なぜ色をかんじるのですか |
網膜の錐体細胞には,赤・緑・黄(または青)を感じる3種の要素があって,これらがすべて興奮すると白になり,まったく興奮しなければ黒になり,三つの要素がいろいろな割合で適当に興奮することで,すべての色を作り感じることができるという説。つまり,三つの原色の絵具ですべての色を作ることができるのと同じ原理です。 白と黒,赤と緑,黄と青の三つの物質があると仮定して,それらの物質が分解したり合成(同化)されるときに,白,赤,黄,黒,緑,青の色を感じることができるという説。 長波に属する黄の感覚をおこす物質と,短波の青の感覚を分化していくと,長波長,短波長の両側の波長の光をおこす物質が次々とできてくるという説。なお,人間の目は,最高の条件(*)のもとで100万種類の色を識別することができるといわれています。たとえば,最も精度の高い光電式分光光度計でも,人間の目に比べると40%の精度しかありませんから,いかに人間の目が素晴しいかわかるでしょう。 |
Q.光覚とは? |
光覚とは光を感じその強さを区別する感覚のことで,色調,明度,彩度の三つの要素を持っています。明るいところでは,網膜の視細胞中の錐体細胞(約700万)が,暗所では桿体細胞(1億5000万)が光エネルギーを電気エネルギーに変えて脳に伝えることで光覚を感じることができます。 また,同じ色でも明るさが異なると目立つ度合が違います。つまり,明るいところでは黄色と緑がもっとも明るく見え,たそがれ時には,青色と緑色の部分がもっとも明るく見えます。このようなことをプルキンエ現象といいます。 |
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