色彩と景観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:00 UTC 版)
白色の防護柵は視線誘導効果が高い。しかし、白色だと周辺環境から浮き立ち、錆や汚れが目立つといった欠点もある。 2004年(平成16年)以前に設置されたガードレールの標準色は白色であるが、高速道路や国道などでは灰色のものや銀色(亜鉛めっきを施しただけのもの)がある。現在は良好な景観形成に配慮した適切な色彩を基本としている。 山口県道には、黄色(ナツミカン色)のガードレールがある。1963年(昭和38年)、第18回国民体育大会が開催されるにあたって、当時の橋本正之山口県知事のもと、ガードレールを山口県特産のナツミカンの色に塗り替えることが提案されたものといわれ、現在でも山口県管理の道路(県道及び一部の国道)は黄色のガードレールが標準となっている。 広島県ではアーバングリーンのガードレールが使用されている地域もある。また、岐阜県飛騨地方の国道41号では白いガードレールの上部のみを黄色に塗装したものを使用している区間がある。
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