自力発光・共生発光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 08:59 UTC 版)
生物発光のうち、自分で細胞から発光素ルシフェリン(基質)を分泌し、それが酵素ルシフェラーゼの触媒により体内もしくは水中の酸素で燃焼(ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応)して起こるものを自力発光(自家発光)と呼ぶ。それに対し、共生細菌(発光バクテリア)が共生することによって発光するものを共生発光(他力発光)と呼ぶ。ただし発光バクテリア自身もルシフェラーゼにより触媒される反応によって発光している。なお、同様の仕組みで発光するものの基質は全てルシフェリン、それを触媒する酵素はルシフェラーゼと呼ばれるが、実際の分子はそれぞれの種で異なる。また、発光の仕組みにはルシフェラーゼではなくオワンクラゲのようにイクオリンが関わる系も存在する。発光器をもつ動物であっても、それが自力発光か共生発光かは動物によって異なる。 自力発光を行うものホタル、サクラエビ、ホタルイカなどツツイカ類、深海魚(ワニトカゲギス目、ハダカイワシ科、カラスザメ類)、ツマグロイシモチ 共生発光を行うものミミイカ類、マツカサウオ、ホタルジャコ、ヒイラギ、ソコダラ科(トウジンなど)
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