自力更生の初出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 17:33 UTC 版)
日本は1930年から翌1931年にかけて昭和農業恐慌に見舞われ、この対策として、兵庫県農会長だった山脇延吉が政府に意見書を提出して農村救済費の予算計上と農林省に経済更生部新設を要請するとともに、農村の自力更生を提唱し、「自力更生運動」に発展した。この運動は内地や朝鮮などの農山漁村で、成功したとされる。また、自力更生は、日本の傀儡政権である中華民国臨時政府の打ち出した新民主義においても使われ、「独立の自由は唯自力更生によつて始めて成功し得る」とされていた。
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