聖マリア・マグダレーナ教区教会
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「ゲルンスハイム」の記事における「聖マリア・マグダレーナ教区教会」の解説
この教会は、マインツの建築家ヨハン・ヴァーレンティーン・トーマンによって 1750年に建設された。建築様式は、近郊(ホイゼンシュタムやホーフハイム)で活動したバルタザール・ノイマンのスタイルに属す。白い化粧漆喰、付け柱や玄関に見られる赤色砂岩、オクルスをもつ三層の塔]がそびえる三部構成の西面ファサード、円形アーチ型の窓や擬宝珠型の塔の屋根がその特徴である。翼廊、付属礼拝堂、内陣は、1887年に増築された。この教会は、1945年3月26日にアメリカ軍の砲撃によって破壊された。1947年から1951年に行われた再建工事は、マインツのフーゴ・ベッカーが指揮した。新しい教会堂は、1951年5月1日に司教アルベルト・ストールによって聖別された。2005年から2006年に改修工事が行われた。地元建築家アンドレアス・ディートマンが製作した、ゼバスティアン・プファイフ作の彫像を祀る主祭壇(1783年)は、元々はビュールシュタットの教会のために造られ、移設されたものである。教会前には、ゲルンスハイム市の守護聖人である聖ヨゼフの像がある。この像は1945年に損傷し、1979年に修復された。
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