綾小路葉子との再会〜月面での決戦(『3×3 EYES』12-19巻)
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ベナレスを倒す手掛かりを掴むため、八雲とパイは綾小路葉子に再会する。葉子は一時ベナレスの部下に操られ八雲達を攻撃するが、途中で化蛇としての記憶と能力を取り戻し仲間となる。さらに、かつてベナレスを封じたという魔道士マドゥライの末裔を探すためイギリスに渡った八雲とパイは、魔道士ベム・マドゥライ本人を見つけ出し、ベナレス攻略のための頭脳として迎える。 インドシナ半島の小国の王権復古を目論む王に仕える術士サルラーマは、発掘されたヴィシュヌを復活させようとしていた。ハーンから知らせを受けた八雲は葉子と共にインドシナに渡り、阻止に奔走する。しかし復活したのはヴィシュヌの化身カルキであり、ヴィシュヌとの合体を望んでいた王を殺し暴走する。以前八雲が関わった事変のため獣魔に精気を吸い取られたサルラーマは、腹いせにカルキを放置しようとするが、捨て身の八雲達を見て心変わりし、カルキと合体し暴走を止める。 一方同じ頃、パイはマドゥライを連れてネパールにある鬼眼水将塚で鬼眼五将の行に臨んでいた。塚守りのココとの一件を経てようやく得た力であったが、その強さは予想を下回っていた。原因を求めて、八雲共々大地の龍脈(ナーガ)に思念体を潜入させた「三只眼」は、自然治癒ができず大地の精を吸い上げる衰えたベナレスの姿を見て、倒すのは今しかないと決断する。 八雲達はベナレスを討つため、聖地にある「魔口の巣」に赴く。ベナレス配下となったガルガに襲われ、深手を負ったマドゥライは倒れるも、八雲はマドゥライの力のみならず自身の力で「魔現封神」を発動させガルガを倒す。さらに八雲達はベナレスの本拠地である月面の龍皇城に進み、決戦を挑んだ。ベナレス、そしてベナレス直属の配下・九頭龍将の面々と鎬を削りあいつつも、八雲は亡きマドゥライから受け継いだ術・魔現封神でベナレスを大地に封じたが、月では許容量が足りず術は破られる。龍と化したベナレスに八雲達は追い詰められるが、正体不明の獣魔であった哭蛹(クーヨン)でベナレスの攻撃を無効化し、九死に一生を得る。戦いに辛くも引き分けた彼らは、月を脱出した。
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