網膜症とは? わかりやすく解説

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もうまく‐しょう〔マウマクシヤウ〕【網膜症】


網膜症

読み方もうまくしょう
別名:糖尿病網膜症

 網膜症は目の網膜起き障害で、そのほとんどは糖尿病原因であり、糖尿病網膜症呼ばれます高血糖の状態が長く持続すると、目の網膜広がっている毛細血管傷害され(糖尿病性細小血管症)、やがては失明することになります
 糖尿病内科医指導血糖コントロールするのが基本ですが、同時に眼科医による網膜症の検査治療平行していくことが大切です。ただし、急激な血糖コントロールは網膜症をかえって悪化させることがありますので、網膜症が進行している人の血糖管理には注意が必要です。
 糖尿病網膜症病状進行によって3段階に分けられます。初期の「単純性網膜症」は、網膜毛細血管コブができて詰まったり、血管一部破れて出血したりしますこの段階ではによる治療が行われます次の段階が「前増殖網膜症」で、血管が詰まるためにそれに代わる新生血管増殖始まりますレーザー光線焼き固めて新生血管ができるのを防ぐ「光凝固」という治療が行われます。さらに進んで増殖網膜症」の段階になると、新生血管増殖して出血繰り返し増殖膜が生じます出血少ないときは光凝固を、これができないときは手術が行われます


網膜症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/05 02:42 UTC 版)

網膜症(もうまくしょう)




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