継続学習制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/20 16:57 UTC 版)
「ファイナンシャル・プランニング技能士センター」の記事における「継続学習制度」の解説
ファイナンシャル・プランニング技能士には資格更新制度がない。しかしながら日々刻々と変化する経済環境・関連諸法令についてファイナンシャル・プランニング技能士に対する情報や継続的な学習機会の提供を図るため、FP技能士センターにおいて継続学習制度を実施している。継続学習制度とは、FP技能士センターに認定会員として登録されたファイナンシャル・プランニング技能士に対して、継続学習と登録更新を義務づける制度である。 FP技能士センターが定める会員規程に基づき、認定登録後2年以内に3級は10ポイント以上、2級は15ポイント以上、1級は20ポイント以上取得しなければ、認定更新できない。ここでの課目は、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験の試験課目(ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)6分野である。 ポイントは会員規程に基づき設定されるため、受講した継続学習の内容により異なる。ちなみに、ポイントは、KINZAI Financial Plan誌(認定会員に毎月無料送付される)上での継続テスト・FPドリルの受験・合格、FP技能士センター所定の通信講座セミナーを受講・修了、資格・検定試験に合格することで取得できる。 規定ポイント数を満たして超過しても、次の2年間の更新期間に超過ポイント分を繰り越すことはできない。下級資格保持者が上級資格保持者になった場合、下級資格での更新ポイントを満たしたとみなし、認定期間は認定登録時から通算する(下級資格取得前に取得したポイントは引き継げず、上級資格取得により取得したポイントからスタートとなる)。
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