組討とは? わかりやすく解説

組討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/24 02:18 UTC 版)

組討(くみうち)




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組討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 21:35 UTC 版)

武芸 (日本)」の記事における「組討」の解説

近世以前戦場では敵将倒し組み伏せて、鎧通しでその首をとる事がなされたが、これを組討といい、組討は古代から角力(すもう)又は相撲として行われてきた。 古代相撲では打つ、蹴るなどの方法もとられていたことが『古事記』『日本書紀』の記述などから伺われる。 源平時代中世日本における合戦では正々堂々潔さ求められ一騎討ち一騎懸けが行われていたが、この一騎討ちでは矢合わせ打物太刀)での斬りあいのあと組討に至るのが一般的であったという(『源平盛衰記』藤平実光)。『太平記』第九には設楽五郎左衛門尉斎藤玄基翁の馬上組討が記されている。 足軽出現等によりこの一騎討ち廃れたが、その後合戦において組討は重要な武芸であった(「甲冑戦い十度六、七度組討に至ることは必定なり。」「往古武士の相撲修行せしことここにあるなり。」木村悦守直撲『角力取伝書延享二年)。 このように、弓・火器刀剣間合いに続く格闘において、微力でもって剛強の人を組み伏せ時の形状などが集められ研究された。

※この「組討」の解説は、「武芸 (日本)」の解説の一部です。
「組討」を含む「武芸 (日本)」の記事については、「武芸 (日本)」の概要を参照ください。

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