精密機械・ロボットカンパニー
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「川崎重工業」の記事における「精密機械・ロボットカンパニー」の解説
精密機械ビジネスセンターとロボットビジネスセンターからなる。川崎重工業のロボットビジネスセンターでは東京大学情報システム工学研究室(JSK)共同で人型ロボット(後述)を開発中。 RHP(Robust Humanoid Platform) 『2017国際ロボット展(iREX 2017)』(東京ビッグサイトにて2017年11月29日から2017年12月2日まで開催された国際ロボット展)にて人間型二足歩行ロボットのバージョン4「RHP(Robust Humanoid Platform)」を展示。身長174cm、重量83kg、全32自由度の成人男性サイズの人型ロボット。 Kaleido(カレイド) 翌年の『World Robot Summit 2018(WRS 2018)』(東京ビッグサイトにて2018年10月17日から2018年10月21日まで開催されたロボット展)にてバージョン5「Kaleido(カレイド)」を公開。軸構成を見直して軽量化・スリム化、バージョン4と同サイズで10kgほどの軽量化に成功、全30自由度(2軸削減)。 「Kaleido(カレイド)」は万華鏡(kaleidoscope)に由来し、「用途にあわせて姿を変え、無限の可能性を持つ」ことを意味する。一般公募にて名称を募集した。 Kaleido(漢字表記:華麗人) 『2019 国際ロボット展 INTERNATIONAL ROBOT EXHIBITION 2019(iREX2019)』(東京ビッグサイトにて2019年12月18日から2019年12月21日まで開催されたロボット展)にて新型「Ver.6」を公開。身長178cm、体重85kg。全32自由度(Ver.5より2軸増加)。Ver.6では、バッテリーの内蔵化により電源が不要、力覚センサーにより二足歩行が可能、ビジョンセンサーによる対象物が認識可能となる等の大幅な性能向上が実現された。 詳細は「精密機械ビジネスセンター」を参照 詳細は「ロボットビジネスセンター」を参照
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