精の朝【セイノアサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10279号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の朝 よみ:セイノアサ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「剣の舞」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや太、色は褐、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻は深、表面及び裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は両側・片側混在である。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数は極少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁及び舟底弁、先端の形は尖る及び歯状、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「精雲」と比較して、花弁先端の形が尖る及び歯状であること、花の中心部の色が外弁と異なり淡黄色であること等で、「精の剣」と比較して、花弁の形が平弁及び舟底弁であること、花弁先端の形が尖る及び歯状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「剣の舞」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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