〒380-0801 長野県長野市箱清水
箱清水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 18:03 UTC 版)
箱清水(はこしみず)は、善光寺の北の山裾に広がる町。城山公民館付近を残して住居表示が実施されており、箱清水一・二・三丁目がある。郵便番号は、380-0801。 町の中央部を桜坂が南北に貫く。善光寺の北側の斜面に広がる町である。周囲は以下の町丁と接する。 大字長野(花岡平) - 大字上松 上松二丁目 往生地 三輪八丁目 箱清水 横沢町 - 元善町 東之門町 - 新町 町名は、善光寺七清水の一つ「箱清水」(箱清水二丁目)に由来する。江戸時代には善光寺領の水内郡箱清水村であり、1871年(明治8年)に水内郡長野町に編入された。1900年(明治33年)には、当時認められて間もなかった弥生土器が県立長野高等女学校(現 長野県長野西高等学校)の建設現場(箱清水三丁目)から出土し、「箱清水式土器」と名付けられた。箱清水式土器は上田市などでも見つかっていて、千曲川流域の広い範囲に発達した弥生時代後期文化のものとされている。 鎌倉時代には深田郷(ふかだのごう)という郷名がみえる。現二丁目の中部には1916年(大正5年)に東之門町の芸妓が集団移転し、深田町(ふかだまち)と名付けられ花柳街となった。花柳街は現存しないが、旧町名としてバス停などに深田町の名を残している。その深田町の東側の現一丁目には御幸町(みゆきちょう)という旧町名が残る。 地区内の人口および世帯数は以下の通り(平成30年10月1日現在)。 世帯数人口箱清水一丁目238世帯 492人 箱清水二丁目546世帯 1,201人 箱清水三丁目196世帯 423人 大字長野(箱清水)0世帯 0人 計980世帯 2,116人
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