第8巻「和泉マサムネの休日」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:19 UTC 版)
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紗霧により、半強制的に紗霧のベッドに寝かしつけられた正宗だが、目を覚ますと、同じベッドで紗霧も寝ていた。その光景をエルフが目撃して騒ぎとなる。仕事で編集部に行くという理由でその場を逃げた正宗だが、さらに仕事を増やして帰る羽目になった。当然怒る紗霧たちに対し、正宗は自分と一緒にみんなにも一週間だけ頑張ってほしい、そのあと休みを取ると頼み込んだ。さらに正宗は紗霧に、ちゃんと寝て体調管理をすることなどを誓う。その結果皆の協力を得て、ゲームシナリオ監修、小説新刊執筆、アニメ脚本執筆などの締め切りが詰まった怒濤の一週間を無事に乗り切った。 久し振りの休みを正宗は、智恵お勧めのラノベを読んだり、紗霧たちと昔話をしたりしてゆったり過ごす。その中で正宗は、かつて実の両親が離婚し、ショックで小学校に行かなくなった紗霧が正宗のウェブ小説を読んだこと、そして正宗とメールでやりとりしたことが切っ掛けで再び学校に行くようになったことを聞く。それは、感想と一緒に絵を送ってきた、正宗の小説の最初のファンが紗霧だったことを意味していた。またこれは「プロの小説家になる」と言い出した正宗の小説に「本気の絵を描いて一緒に本を作る」ため母親から絵を教わるようになった、絵描きとしての紗霧の始まりの物語でもあった。 昔話が終わると紗霧は、正宗とは兄妹、家族ではなく別の関係になりたいと思っていたと言いかける。その言葉を遮った正宗は、自分はどうしても家族がほしいと言って、紗霧にプロポーズする。
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