第3次編制(1970年 - 1981年)
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陸軍第3次編制では第1軍団が最初の独立戦闘部隊が配備された。1970年4月1日にヘーマーにて第100戦車連隊が編成され1975年に第7装甲師団に配転される。もう一つの新部隊は第27空挺旅団で、第1空挺師団の隷下に置かれていたが実際の運用は第1軍団の指揮下に置かれた。また、1958年以来第3軍団にあった第7装甲師団が第1軍団に編入され指揮下におかれる。この時点では約114.000人が指揮下にあり全連邦軍の四分の一規模におよんでいた。 さらに航空隊の増強が図られ、1971年に中央陸軍航空輸送連隊が設立され、1979年にはヴィーツェンブルッフにて装甲ヘリコプター防衛連隊が設けられる。1970年にヴッパータールにて第110防空大隊が、グレーフェンにて予備大隊が編成され、第1防空団は創設10年以上の末に初めての直轄部隊を持つに至る。 第1軍団は更に二つの特色ある部隊を持つ。一つ目はオランダ北ブラバント州クラーネンドンクのブデル(Budel、ケンペン空港付近)にて編成された第110衛生大隊で、1970年から1986年まで国外に配置された部隊の一つであった。もう一つは第100補給教育センターで、補給部隊の予備兵の教育訓練に用いられた。
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