第24話『狂鬼人間』の欠番に関するエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 09:26 UTC 版)
「怪奇大作戦」の記事における「第24話『狂鬼人間』の欠番に関するエピソード」の解説
第24話「狂鬼人間」は1969年2月23日での本放送後、1984年に岡山放送で再放送が行われたのを最後に、2021年現在まで一切再放送が行われていない。映像ソフトとしても1984年のビデオテープ、1991年のLDには収録されているものの、1995年にバンダイビジュアルの子会社であるビームエンタテイメント(現:ハピネット・ピクチャーズ)から発売予告が行われた本話を含む全話収録のLD-BOX『怪奇大作戦パーフェクトコレクション』が発売日当日(正確には前日夜中)に発売元から販売店に販売中止・即時返送指示が出され名目上は市場に出回らないまま廃盤となって以降、発売されたソフトには一切収録されていない。なお、映像ソフトは発売日の数日前までに販売店へ到着していることが多いため、LD-BOXは少数ながらそのまま販売された商品が流通している。 現在、「怪奇大作戦」の放映リストを掲載した出版物や映像ソフトなどでは「第24話は欠番となっている」旨の注意書きが記載されている。映像ソフトも生産終了から年数が経過しており、現在では入手困難となっている。 第24話が欠番となった理由は明らかにされていない。本話を扱った円谷プロ非監修の出版物では、「精神異常者の描写に問題があるため」、「差別用語が頻発するため」といった推測がなされている[要出典]。この問題に関して、2004年に出版された『封印作品の謎』(安藤健二、太田出版) でも各所に取材が行われたが、欠番の経緯や理由についての有力な情報はほとんど得られなかった。ただし、1995年にLD-BOXが発売と同時に回収されるまでは特に欠番などではなく、各出版物の放送リストでも他のエピソードと同等の扱いを受けており、再放送時の放送見送りや音声カットについても放送局側の自主的な判断によるものだった。
※この「第24話『狂鬼人間』の欠番に関するエピソード」の解説は、「怪奇大作戦」の解説の一部です。
「第24話『狂鬼人間』の欠番に関するエピソード」を含む「怪奇大作戦」の記事については、「怪奇大作戦」の概要を参照ください。
- 第24話『狂鬼人間』の欠番に関するエピソードのページへのリンク