第2次楽天時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:38 UTC 版)
2021年1月28日に東北楽天ゴールデンイーグルスが獲得を発表した。背番号は18。開幕第2戦(3月27日・対日本ハム・楽天生命パーク)に先発を予定していたが、3月25日に右ヒラメ筋損傷と診断されたため登板を回避した。4月17日の日本ハム戦(東京ドーム)で日本球界復帰後初登板初先発を果たしたが、初回に中田翔に先制2点本塁打を打たれると2回には石井一成にソロ本塁打を打たれ2回までに3失点を喫する。3回以降は無失点に抑えたが5回で降板し、5回3失点で敗戦投手となった。日本でのレギュラーシーズンで敗戦投手となったのは2012年8月19日の西武戦以来3163日ぶりだった。4月24日の西武戦(楽天生命パーク宮城では6回1失点で日本球界復帰後初勝利を挙げると同時に史上139人目の日本通算100勝を達成した。177試合の登板での達成は史上2番目の早さで、楽天のみでの100勝は田中が史上初だった。9月10日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)では佐々木朗希と初対決。田中は8回120球2失点、佐々木は8回99球2失点とお互い勝ち負けは付かなかった。結局レギュラーシーズンでは規定投球回にこそ到達したものの、打線の援護に恵まれない試合が多く、4勝9敗に終わった。日本では自己ワーストの勝利数であると同時に、プロ生活15年目にして初めて黒星が先行する結果となった。 2022年、5月3日の日本ハム戦で史上181人目のNPB通算1500投球回を達成。5月10日、対ロッテ戦で9年ぶりの完封勝利をあげる。
※この「第2次楽天時代」の解説は、「田中将大」の解説の一部です。
「第2次楽天時代」を含む「田中将大」の記事については、「田中将大」の概要を参照ください。
- 第2次楽天時代のページへのリンク