第1次編制(1956年 - 1959年)
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新国軍の創設のため暫定処置として、1956年7月2日に大規模部隊を事前に統括する陸軍第1幕僚部をミュンスターに設置する。司令部施設はヒンデンブルクプラッツにある旧総司令部の建物が使用された。1956年9月15日に陸軍第1幕僚部は連邦国防省に隷属し、組織は北部一帯の部隊を統括した。1956年10月1日に第1軍団に改称される。創設1年後の1957年7月1日に北大西洋条約機構の下に置かれる。 当初の編成は、ハノーファーの第1装甲擲弾兵師団とハンブルクの第3装甲師団が割り当てられ、両師団は1956年9月15日に隷下におかれる。軍団は更に増強されハンブルクの第6装甲擲弾兵師団が準備されるが、これは平時配属のみとされた。1958年8月1日にリップシュタットにて第7装甲師団の編成準備がなされ、1958年12月1日に第3軍団に配属された。 軍団は師団以外に支援任務に就く直轄部隊を有した。1957年1月3日にリップシュタットにて第502野戦武器連隊が創設され、1958年にビーレフェルトへ移駐する。さらに1959年に第1整備団に改編される。1957年6月1日に第401軍団砲兵団が創設され、その後同年中にビーレフェルトからミュンスターに移転し第1砲兵団に改編される。1957年11月1日にコースフェルトにて第901補給連隊が創設され、その後ライネ(英語版)にて第1補給団となる。陸軍第1次編制の最終構成として1958年9月1日にミュンスターにて第701工兵団が創設され、その後第1工兵団となる。
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