第1幕 ウィーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 17:17 UTC 版)
「うたかたの恋 (バレエ)」の記事における「第1幕 ウィーン」の解説
第1場 ホーフブルク宮殿の舞踏会の間 1881年、ホーフブルク宮殿では皇太子ルドルフとステファニーの婚礼を祝う舞踏会が開かれている。ルドルフは花嫁ステファニーを無視し、衆人環視の中で彼女の姉ルイーズ公女とふざけあってみせる。1人になったルドルフは、以前の愛人ラリッシュ伯爵夫人に会い、ヴェッツェラ男爵夫人とその娘でまだ幼い少女のマリーを紹介される。マリーは自分よりかなり年上のルドルフに憧れを抱く。その場にルドルフの友人であるハンガリーの高官4人が割り込み、ハンガリーの分離派運動について弁舌をふるう。ラリッシュ伯爵夫人が戻ってきてルドルフとよりを戻そうと試みるが、それを見かねたフランツ・ヨーゼフ皇帝は2人を引き離し、ルドルフにステファニーのもとに戻れと厳命する。 第2場 ホーフブルク宮殿の皇后エリーザベトの部屋 舞踏会が終わり、エリーザベト皇后は自室でお気に入りの女官たちと楽しげに過ごしている。ルドルフは花嫁ステファニーのもとを訪れる前に、母のもとに立ち寄る。政略による結婚もステファニーも気に入らないルドルフは母の同情を引こうとするが、エリーザベト皇后は気にも留めない。 第3場 ホーフブルク宮殿のルドルフの部屋 ルドルフとステファニーの初夜。ルドルフを待ち受けるステファニーに、彼は拳銃と骸骨を持ち出して散々脅しつけ、半ば暴力的に契りを結ぶ。
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