竹輪の加工品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 22:58 UTC 版)
竹輪の穴にチーズを挟んだものは「チーズちくわ」と呼ばれる。 皮の間にチーズを挟んで加工されたものは、株式会社紀文食品が製造・販売する商品で「チーちく」という。 北海道では、ちくわの穴にツナマヨネーズを詰めたものをロールパンの中心部に入れて焼いた「ちくわパン」が販売される。これは、札幌市白石区のパン屋「どんぐり」が発祥で、ヒット商品となり、その後大手製パン業社でも製造され、小売店・コンビニエンスストアでも販売される。ファミリーマートでは、2009年9月にちくわの上にマヨネーズをかけて焼いたものを全国販売した。翌10月ローソンがツナマヨも入ったものを発売した。セイコーマート・スパーでも販売される。 群馬県富岡市では、竹輪の串揚げを「ホルモン揚げ」と称し、ソースをかけて食す。もとは実際にホルモン(内臓肉)を使用していたが、似た食感を持つ竹輪に取って代わった。地元の商店やスーパーマーケットで販売されている。 愛知県豊橋市では、竹輪が名産品であり、竹輪の天ぷらをコッペパンに挟んでタルタルソースをかけた「ちくわ(天)ドッグ」が販売されている。 熊本県などでは、竹輪の穴に切り込みを入れてポテトサラダを挟み、天ぷらにした「ちくわサラダ」が販売されている。熊本県の惣菜メーカーであるヒライが発祥とされる。ミニストップが「ちくわ天」の名称で販売し、マルハニチロが「ちくわサラダ天ぷら」として冷凍食品販売、カルビーが、熊本県限定で「熊本の秋 ちくわサラダ味 ポテトチップス」を発売している。
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